なぜ「アイドル」は人々の心を掴むのか
こんにちは。
これは、わたし自身が「アイドルヲタク(ジャニヲタ)」(当時)として、何故ここまで「アイドル」にのめり込んでいるのかを考察した末に、大学の卒論にしちゃったテーマです。
今読み返しても、我ながらなかなか面白いのでいつかどこかに載せたいな〜と思っていたところブログをはじめたので自己満程度に載せていこうかと思っている所存です。
なんせ卒業論文として書いたもので、とても長いですし、言い回しも堅苦しいので、少し解しながら数回に分けて載せていければ、と思っております。
さて、まずは導入編でございます。
時は遡り、1970年代。日本における「アイドル」という言葉は、主に若者をターゲットとした歌手の総称として誕生しました。
その当初の「アイドル」は、手の届かない雲の上の存在であり、同性を含む幅広い層に共感を与え、愛される存在でありました。
そこから、日本のアイドル像は熱烈なファンすなわちヲタクの心理とともに、多種多様な変化を遂げてきたのです。
現代の日本では、「アイドル」が毎日のようにテレビのバラエティーやドラマ、歌番組など、様々なところで活躍し、芸能界の大きな一角を担っています。
また、コンサートや握手会が定期的に開かれることが多く、会いに行ける存在として私たちにとって身近な存在になっているのも特徴的ですね。
しかし、バラエティーであれば芸人、舞台やドラマ、映画であれば俳優・女優、歌であれば歌手、というように各部門におけるプロフェッショナルともいえる存在がいます。
その中で、「アイドル」がプロの実力に及ぶことは難しいにも関わらず、何故「アイドル」という存在がここまで日本文化に浸透し、ビジネスとして成立し、人々に愛されているのでしょうか?
そこには、一概に応援していて楽しい、好き、という感情だけでは成り立ちえない「アイドル」の営業戦略や心理的戦略があるのでは?と私は考えたわけです。
というわけで、本論文では「なぜアイドルが人々の心を掴むのか」という問題を取り扱っていきまっしょい!ということです。
このようなメニューになってます↓↓↓
第一章
日本と海外の文化の趣向を比較し、「日本のアイドル」とは何なのか、現代におけるアイドルの定義と特徴
第二章
アイドルがどのような活動や営業戦略によって人々の心を掴んでいるのかアイドル歴史の変遷
第三章
アイドルの心理的戦略
最終章
「なぜアイドルは人々の心を掴むのか」という問いの結論